大問題へ発展されかねません

浮気して良いわけ?あぁ別に構わんさ。へー、薄情な旦那さんねぇ。「はは、アイツにだけ。お前は特別さ」

お腹が膨らんだ女房を家に残し、不倫を謳歌中。相手は金で抱いた女。行きずれ関係の筈が、つい長々と続く。勿論これが道に背き、妻を欺く裏切りである行為とは承知。俺はどうしても耐えれんかった。良き旦那である事に。

オレは男、欲望に生きる発情期の犬と同じ。盛りがつけば何にでも手を出す生物。

「奥さんも可哀相に、あんたを信じてるんでしょう?」「まぁね…」確かに胸が痛む。とはいえ「今はお前が一番」こんな口説き文句をまだ呟く。

死後は地獄へ堕ちるであろうな。「これが選んだ道、いまさら戻れん」。最も恐い事は、あのかみさんが気付いてそうなとこ。勘が鋭く、絶対侮れません。上手くゴマかさねぇと…、大問題へ発展されかねません。